第10回 日本写真家協会常務理事 齋藤康一1965年、文化大革命が始まる前年に、3人の写真家が日本写真家協会を代表して中国に渡った。そのうちの1人が齋藤康一氏だ。それ以来、齋藤氏は約80回も中国へと渡り写真を撮り続けてきた。1965年当時と比べて「今中国は、自分がこうなるであろうと思ったことのはるか先に行ってしまっ...
第09回 JFEホールディングス社長 數土文夫日本の2大鉄鋼グループの一つであるJFEグループは、環境問題にも積極的に取り組み、省エネルギーを実現する技術も数多く開発してきた。08年5月には、訪日した胡錦涛国家主席がJFEグループのリサイクル施設を視察。JFEの環境への取り組みを高く評価した。...
第08回 伊藤忠会長 丹羽宇一郎伊藤忠商事は日本を代表する商社の一つとして、1985年の創業以来、約一世紀半にわたって各種商品の国内、輸出入および海外取引、さらには金融、建設、倉庫などを多角的に行なってきた。また、伊藤忠商事は中国を非常に重視する企業でもあります。北京五輪が閉幕し、中国経済は停滞するのでは...
第07回 環境大臣 鴨下一郎7月7日から開かれた洞爺湖サミットでは、コンセプトの一つに「環境との共生」が掲げられ、環境問題が主要なテーマとなった。世界をリードする環境先進国日本は、未曾有の経済成長を続ける中国に、どんな警鐘を鳴らしていけばよいのか。積極的に中国を訪問し、環境問題への協力関係の構築に取り...
第06回 早稲田大学教授 榊原英資人民元切り上げや、今年に入ってからの上海市場の大暴落など、中国は次第にバブル経済への道を歩み始めている。そして2008年4月24日、中国政府は株式市場に介入し、証券取引印紙税引き下げによる市場救助策を講じた。中国政府がバブルに対する警戒を強める中、「ミスター円」と呼ばれる榊...