華僑青年 張時偉監督のショートフィルム『SYNCHRO(同歩)』が国内外の映画祭で9賞を受賞


先頃、華僑青年 張時偉監督のショートフィルム『SYNCHRO(同歩)』が再び大きな業績を残し、日本のつくばショートムービーコンペティション2021で佳作賞、カリフォルニア州ヴェニス短編映画祭(Venice Shorts)で最優秀国際ファンタジー映画賞、アメリカ独立短編映画アワード(Independent Shorts Awards)で最優秀アクション短編映画賞の銀賞と最優秀ロマンス短編映画賞の銅賞、アメリカ独立短編映画祭(Indie Short Fest)ではファンタジー短編映画部門功績賞、ミラノ・ゴールド・アワード(Milan Gold Awards)で最優秀ファンタジー賞、コルカタ国際カルト映画祭(Calcutta International Cult Film Festival)では功績賞をそれぞれ受賞した。


この作品は、これまでにニューヨークのマンハッタンで開催されたオニロス・フィルム・アワード(Oniros Film Awards)において最優秀ファンタジー賞、またインドのカルト批評家映画賞(Cult Critic Movie Awards)では短編コメディー賞を受賞していた。新たな受賞で合わせて9つの国際映画賞を受賞したことになる。



同時に、この作品はルーマニア国際短編映画祭(SHORT to the Point)と、アメリカはテネシー州のコン・ヌーガ映画祭(Con Nooga)、今年9月にインドのコルカタで開催されるジャン・リュック・ゴダール・アワード(JEAN LUC GODARD AWARDS)の3つの映画祭でノミネートされており、結果の発表が楽しみだ。


約8分間のこのショートフィルムは、かつて武術チャンピオンだった少女を描いている。意中の人に自分を好きになってもらうために、占い師の呪文を使って意中の相手の体を「恋のベンチ」に向かわせようとするが、その途中でチンピラが弱い者いじめをしているのを目撃する。激しい葛藤の末に、彼女は人助けをすることを選び、意中の相手の体を操ってチンピラを倒そうとする。しかし、戦う中で呪文の効力が突然消えて、我に戻った意中の相手はチンピラに殴られてしまう。少女は急いで駆けつけると危機一髪でチンピラを倒し、意中の相手の好意も獲得する。



この映画はロマンス、カンフー、コメディーなどの要素とリアリティーが融合した作品で、台詞少ないがテンポが速く、シーンのつながりや全体の構成において独自の展開やテンポ感を表現している。適度に誇張された感情表現が生み出すロマンチックなムードの中で、超現実的なストーリーの背景にあるのは、ポジティブで現実的なテーマだ。


張時偉監督は「コロナ禍の現在には悲しいニュースがあふれている。この映画を通して観客を現実からいっとき逃避させ、映画のすばらしさ楽しさを味わってもらいたい」と話している。