2022年11月6日午後、日本人が中国語の歌を歌い、中国人が日本語の歌を歌う「第25回日中カラオケコンクール決勝大会」が、東京都内IMAホールで無事閉幕した。
今回のコンクールは日本外務省、中国駐日大使館文化部と日中友好協会の後援を得ており、当日は、日中友好協会の橋本逸男副会長(元在上海日本国総領事)、外務省アジア大洋洲局の小野誓子氏らが来賓として来場、プレゼンターにもなった。福田康夫元首相、鳩山由紀夫元首相、中華人民共和国駐日本大使館文化部公使参事官の陳诤からは祝辞メッセージが届いた。
開幕映像
大会実行事務局より今年は日中合わせて130人ほどの予選者が2日間の予選を経て、34組(38人)が決勝大会に進出した。11歳から76歳までの参加者が予選に参加した。予選参加者は首都圏以外にも、鹿児島、福岡、広島、大阪、三重、宮城など、全国各地から出場者が集まった。
新型コロナウィルスの感染の対策状況より、会場内に一部観客をいれながら、オンラインライブ配信と組み合わせた形で開かれ、観客は出場者のパフォーマンスを会場もしくはネット経由のライブ配信で楽しんだ。決勝当日は中国、日本、その他の国の数万人以上の観客が中国侨网ネットと日中通信社のライブ配信ルームを通してコンクールを観戦した。
また、今年は日中通信社賞を新たに設置し、7つの表彰が行われた。日本人と中国人はそれぞれ特別賞、表演賞、審査員賞、歌唱賞、優秀賞、そして最優秀賞が贈られた。
熱戦の末、日本人部門ではむちまろ(清水博美)さんが、《梨花颂》で最優秀賞を獲得。中国人部門では孙馨妮/王子文デュエットで《Time goes by》で会場を湧かせ、最優秀賞を受賞した。
また、日中国交正常化50周年を記念して、主催側は特別に「日中通信社賞」を設け、日本人部門は匂坂拓孝氏、中国人部門は王奇氏が受賞した。
表彰式の映像
本大会はゲストとして酒井法子さんを招いた。 酒井法子さんは大会の応援歌として特別に中国語で「夢の冒険」を歌った。日中通信社から酒井法子様へ特別貢献賞を贈与した。
日中カラオケコンクールの総合プロデューサーの胡文娟氏は、「今年は日中国交正常化50周年にあたり、特にコロナの影響下であるこの3年間の中でも、この交流イベントを粘り強く開催し、大成功を収めたことは意義深い」と述べている。 この大会はオンラインとオフラインのパフォーマンスを組み合わせたもので、ライブ配信により数万人の中国と日本の視聴者が中国と日本の歌手の素晴らしいパフォーマンスを鑑賞し、中日友好のポジティブなエネルギーを世代を超えて伝えることができた。
主催側日中通信社張一帆会長は、「1998年から開催されている日中カラオケ大会は、日本人が中国の歌を歌い、中国人が日本の歌を歌うというユニークな形式です」と述べた。 この形式は、国境を越えた感情の交流や多様な文化の尊重を反映し、中日両国の人々の理解を深めてきた。 この尊敬と交流は、今日でも貴重なものだ。
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今年は日中国交正常化50周年であり、この大会は50周年という大きな意味を持つ記念すべき大会だ。 本コンクールをご協賛、ご支援いただいた各団体の皆様に心よりお礼を申し上げます。
第25回 日中カラオケコンクール決勝大会 配信映像
YouTube https://youtu.be/01EsmKF4WlE
第25届日中カラオケコンクール特別ゲスト酒井法子の挨拶
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