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花博会にて、観客に絶賛されたパビリオンが銀賞を受賞

7月2日、第10回中国花卉博覧会が幕を閉じた。組織委員会が招待した中国全土の専門家で構成される第三者専門家グループは、4回の厳正な審査を経て、頭角を現していた日本花道光影館(かどうこうえいかん)が“科学技術革新銀賞”を受賞した。



今回の花博会は計43日に渡って展示を行い、来場者数は212万人に達し、歴代の花博会で最高の動員人数を記録した。中でも日本花道光影館は熱烈に支持され、観客の満足度も高く、何度も列に並んでいる観客も多く見られた。出口では、「きれいだ!」「素晴らしい!」など絶賛する人々の声が聞かれた。

 


日本花道光影館では日本の四季を描いた『華之饗(はなのきょう)』というタイトルの短編映画が、長さ20メートル、高さ4メートルの巨大な直角L字スクリーンで上映された。7.1サラウンドのオーディオシステムが配置されており、立体的で臨場感のあるサウンドを楽しめた。



日本花道光影館のテーマは「彩の光」である。虚と実、2つの展示物を駆使して、観客に人と自然の調和を体験させていた。大型の花道作品『朱夏』の陽と、短編映画『華の雫』の陰を用いて融合させ、自然生態の“太極図騰”を表現した。




環境保護理念の促進も日本花道光影館の大きな特色であり、観客が並ぶエリアに設けられたお洒落な形をしたベンチは、全て再生紙で作られた環境に優しいものだ。主催者は、これは自然に対する彼らの感謝を表現するためだと述べた。


今回の花博会は189の出展ブース、180の屋外展示園と64の室内展示区があり、展示品は2万点以上、3000近くの花の品種が登場し、歴代の花博会の中でも展示園の規模が最大で、展示園の数が最も多く、展示期間が最も長く、展示品質も最も高い花博会であった。


日本花道光影館は、日中通信社と上海国錦文化伝播有限公司が共同企画、共同制作した。万通保険が独占的に賛助し、上海市人民対外友好協会、日中友好協会、上海日本総領事館及び上海市対外文化交流協会が後援をした。


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