「DVD&シナリオブック」という新しい中国語学習の試み
中国語と日本語で大きく違うのは、母音の数です。日本でコツコツと中国語を独学しても、この母音の違いはなかなか体感できません。生の中国語、それも訓練を受けた俳優の標準的な発音をじっくり聴くことは、日本人の苦手な発音を克服する近道です。
『似水年華 歳月、水のごとく』は、美しい発音でゆっくりと、自然な会話の中の中国語を体得できます。物語のストーリーや幻想的な烏鎮の風景に引き込まれながら、知らず知らずに母音を聴き分ける耳を鍛えられます。
DVDには日本語字幕あり・なしの切替、テキストには日本語訳のほか、原文・ピンインがつき、ドラマを観て聴き取れなかったところを正確に追うことができます。

『似水年華 歳月、水のごとく』の紹介
江南の美しい古鎮として名高い烏鎮。この町で暮らす青年・文(ウェン)は古い書院で、老館長とともに古書の修復をしながら穏やかな日々を送っている。ある日、台湾でファッションデザイナーをしている英(イン)が撮影のためにスタッフと烏鎮を訪れる。早朝の書院、文と英は古書が並べられた書棚の前で、静かに恋に落ちた。
しかし、英には台北に婚約者の雄(ション)がおり、一方の文も自分の気持ちに素直になれない。そんな文に密かに想いを寄せる黙黙(モーモー)も心中も穏やかではない。
遠く離れた対照的な町、烏鎮と台北を舞台に、文、英、雄、黙黙、それぞれの感情が錯綜していく・・・。
第23話のあらすじ
酒屋で酔っ払っている文と英。しかし酔うほどに頭が冴えてくることを実感していた。書院に戻った文と英は、冷静に今まで自分たちの間に起きた出来事を思い出していく。そしてついに夜明けを迎える。
同じ夜、上海で表彰式を終えた黙黙は突然、勁に向かい「どうしても烏鎮に帰る」と言いだす。勁は翌日にビジネスの話が控えていたのだが、何も言わず帰ることを決意する。勁には黙黙が急に大人びて見えていた。妹には大人としてそれなりの理由があるのだと悟った兄の優しさがそこにはあった。しかし、黙黙を乗せ夜通し走り続けた勁の車は途中で故障してしまう。

早朝、雨の中を文はバス停まで英を送っていった。バス停に着く頃にはいつしか雨はやんでいた。バスを待つ間、文はバス停にまつわる話をする。いつもは誰かに見送ってもらうばかりで、人を見送るのは初めてということ、初めて見送る人が思いがけず英だったこと、またバスはいつも遅れてくることを。するとバスは無情にも定刻どおりにやってきた。その瞬間、雷鳴がとどろき再び雨が降り出す。文と英は残された時間を惜しみ見つめ合う…
特典
2007年12月に第1号を発売した『似水年華 歳月、水のごとく』は、最終話を迎え、全12刊が出揃いました。1年間にわたりご愛読いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。第12号には、特典として出演者のインタビューを収録しています。どうぞお楽しみに。
- 文(ウェン)役:黄磊(ホワン・レイ)インタビュー
- 英(イン)役:劉若英(レネ・リウ)インタビュー
- 斉(チー)役:朱旭(チュー・シュウ)インタビュー