黄暁明(ホァン・シャオミン)四川大地震チャリティーイベント 2008年8月29日 at 渋谷

昨年「最も美しい中国人」に選ばれた中国の人気スター黄暁明(ホァン・シャオミン)が初来日し、8月29日、東京・渋谷で四川大地震のチャリティーイベントを行なった。今回は、主演した中国の大ヒットドラマ『新・上海グランド』がテレビ東京で放送されており、また10月3日にDVDレンタルがスタートすることを記念しての初来日となった。

左からローラ・チャン、岡本真夜、ホァン・シャオミン、alan


イベントが始まり、シャオミンが、『新・上海グランド』の主題歌とともにスモークの中から登場すると、集まった1200人あまりのファンから大歓声が上がった。シャオミンは、「日本のみなさんこんばんわ。ホァン・シャオミンです。よろしくお願いします」と日本語であいさつ。

『新・上海グラント』は、1930年代の上海を舞台に、マフィアの闘争の中に生きる男の正義と愛を描いた作品で、これまでに周潤發(チョウ・ユンファ)や張國榮(レスリー・チャン)などの大スターが主演を務めている名作。主演に決まった当時について、「あまりにもプレッシャーが大きく、一度はお断りした」と明かし、「撮影中も最初の数ヵ月は前のヴァージョンが頭から抜けず、15キロも痩せた」とその重責について語り、「もともと吸えないたばこを役のために半年吸って大変だった」との役作りの苦労も。

そして、自身が力を入れる四川でのチャリティー活動について質問されると、「現地では物資の問題は解決しているが、心のケアの問題があるので、近いうちにまた現地へ行って、心理ケアのための活動をしたい」と明かし、イベントで集められた募金の一部は、日本の地震被災地へも寄付することを発表した。また、中国本土の第一地点海南島でオリンピック聖火ランナーを務めたことについては、「88番目の聖火ランナーだったのですが、祖父の誕生日が8月8日で、今年88歳になったので、特に幸福を感じました」とその感動を振り返った。


続いて、ゲストとして日本で活躍する中国出身のタレント、ローラ・チャンと歌手のalanが花束を持って登場し、初来日のシャオミンにオススメの場所や日本食を紹介。ちなみに、ローラのオススメスポットは神田、浅草などの古い街で、alanのオススメ日本食は焼き肉やしゃぶしゃぶなどの牛肉料理だとか。2人と意見が合うたびに「ミートゥー(僕も)」と間の手を入れるシャオミンに会場からは笑いが漏れた。そこで、四川出身のalanが四川大地震のチャリティーソング『幸せの鐘』を披露。

そして、『新・上海グランド』の日本での主題歌を担当する歌手の岡本真夜が女性主人公の思いを歌った『Destiny』を歌い、またシャオミンとともに、中国語の挿入歌をデュエットした。

その後、歌手としても活動するシャオミンが2曲を熱唱し、本格的なその歌声に会場のファンたちはドラマとは違ったシャオミンの新たな一面に魅せられていた。

イベントの間、終始熱気と興奮に包まれた会場。シャオミンの初来日イベントはその美しさばかりではない優しさやフレンドリーな一面をも日本のファンたちに印象づけるものとなった。


取材:竹内 京 撮影:Akira Jiang

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