映画『レッドクリフ』監督・キャスト来日記者会見レポート 2008年8月6日 at 六本木坂

『三国志』の名場面「赤壁の戦い」を描き、アジア各国でオープニング記録、興行収入記録を塗り替えている呉宇森(ジョン・ウー)監督の『レッドクリフ』が11月、ついに日本で公開される。公開に先がけて8月6日、東京・六本木のホテルで周瑜役の梁朝偉(トニー・レオン)・諸葛孔明役の金城武(カネシロタケシ)・孫権役の張震(チャン・チェン)・周瑜の妻を演じた林志玲(リン・チーリン)・日本から参加の中村獅童、そしてウー監督が来日し、盛大な記者会見が開かれた。様々な困難を共にした監督とキャストの間に芽生えた深い絆が感じられる会見となった。


呉宇森(ジョン・ウー)監督 周瑜役の梁朝偉(トニー・レオン) 諸葛孔明役の金城武(カネシロタケシ) 孫権役の張震(チャン・チェン) 周瑜の妻に林志玲(リン・チーリン) 日本から参加の中村獅童

ウー監督が「愛と友情と勇気」、そして残酷な戦争から「平和」へのメッセージを描いたと語るこの作品は、監督にとって20年来の夢の実現という特別の思い入れがあった。そのため、資金が底をついた際には、「ハリウッドであればシーンをカットするが、どのシーンも多くのスタッフが準備しており、一つ一つのシーンを丁寧に撮りたかったので」、私財10億円を投入して撮影を続けたという。

監督は、それぞれのキャストに対して、「長年の友人であり、20キロの鎧をつけて、自分のシーン以外でも現場を離れなかった」(トニー・レオン)、「多くの歴史書を読み、私の見落としたところはアイデアを出して生き生きとした役にしてくれた」(金城武)、「理想に燃えて反逆心もかげもあり、若い頃の自分を思い出した」(チャン・チェン)、「非常に美しく、現場でもサポートしてくれた」(リン・チーリン)、撮影初日にワイヤーアクションに挑戦し、首をひねってもOKが出るまで言わなかったことに「日本人のプロフェッショナル精神を学んだ」(中村獅童)とそれぞれに賛辞を贈り、困難を乗り越えられたのは、キャストら「友人に支えられたからだ」と述べた。


トニー・レオンは「こんなにエネルギーを必要としたことはない」、金城武は「ロマン、友情、愛情が豊かに描かれている」と壮大なスケールで『三国志』の世界を映像化した作品の見どころを語り、孫権を演じたチャン・チェンは、曹操を演じる張豊毅(チャン・フォンイー)にホテルで遭遇した際、「彼らは大勢でトレーニングをしていたが、それがなぜなのかは最後の決戦のシーンでやっとわかった」とのエピソードを披露し、舞台裏も「赤壁の戦い」同様、二手に分かれての厚き友情が育まれていたことを明かした。

ハリウッドを超える壮大なスケールで『三国志』の世界を映像化した超大作アクション・アドベンチャー超大作『レッドクリフ』は、11月1日より全国ロードショー。


取材:竹内 京 撮影:林 叶

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