ウォン・カーウァイ最新作『マイ・ブルーベリー・ナイツ』舞台挨拶 2008年2月14日 at 六本木
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全編英語の映画に挑戦した感想については、「英語の映画にしたのは、ノラ・ジョーンズが中国語をしゃべれないからだが、いつもとはまったく違う国で、まったくシステム、予算の厳しい中で作った今作は、まるで自分のデビューを作っているかのような感覚だった」と、困難が伴ったアメリカでの映画製作の経験について語った。
また、失恋からストーリーの始まる今作。「自身の失恋経験は?」という質問には、「19歳で妻と出会い現在に至っているので、失恋の経験には乏しい」との回答も。
そして最後に、「監督にとっての映画とは?」という問いに対して、「映画とは、人生のデザートのようなものであるが、時には、人生よりも大きな意味をはらむことがある」と述べ、試写会に招待された200人の観客に向けて、「今日の映画が、あなたにとって、人生のデザートになることを願っている」と締めくくった。 |
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取材:竹内京 |
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バレンタインデーの2月14日、六本木のTOHOシネマズで、王家衛(ウォン・カーウァイ)監督の最新作、『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の披露試写会およびウォン・カーウァイ監督の舞台挨拶が行なわれた。この作品は、ウォン・カーウァイ監督が初めて挑戦した全編英語による映画。歌姫のノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウなどアメリカで活躍する大スターたちが競演しており、昨年のカンヌ国際映画祭では、オープニングを飾った作品。舞台挨拶には、カンヌで知り合ったという女優、菊池凛子がゲストとして応援に駆けつけた。
タイトルにちなんでブルーベーリーのネクタイ(そして靴下!)で登場したウォン・カーウァイ監督。まずは、今回主演した米国の歌姫ノラ・ジョーンズについて、「デビューフィルムでありながら、素晴らしい才能を発揮した」と語り、また「ストーリーについても、ノラ・ジョーンズが歌手であり、ツアーで各地を巡っていることから、旅に出るストーリーが自然発生的に生まれた」と、この映画にとってノラ・ジョーンズの存在が大きかったことをうかがわせた。そして、旅に出るというストーリーは、「以前香港で撮影した少女が旅に出る短編映画をベースにしている」という。