初日特別イベント

「香港ポップカルチャー・シンポジウム」開催

日程:2005年10月17日(月)
会場:六本木アカデミーヒルズ49(六本木ヒルズ森タワー49階)

(1) 香港映画フォーラム

 香港の映画監督・王晶(ウォン・ジン)氏、女優の張柏芝(セシリア・チャン)氏や、香港映画評論家である東京大学助教授の野崎歓氏をゲストに迎え、香港映画の特色とアジアや世界の映画産業における重要性を討論します。

(2) 香港ポップスフォーラム

 香港の歌手 古巨基(レオ・クー)氏、日本の音楽プロデューサ・作曲家YANAGIMAN氏、新人アーティストのアイバン・トモヨシ・ワン氏を迎え、香港と日本のポップスの特色や、相互交流及び影響について討論します。

※入場にはご招待券が必要です。ご招待券の応募方法はこちら(リンク)

香港映画の特色とアジアや世界の
映画産業における重要性

 香港映画はアイデアの宝庫である。カンフーものは言うまでもなく、アクション、コメディ、ラブストーリー、ホラーなどあらゆる分野で優れた作品を数多く生み出してきた。その圧倒的なパワーは今も日本および世界のファンを惹きつけてやまない。香港映画の作品としての存在感、そして映画産業における香港映画界の役割をこのフォーラムでさまざまな角度から解き明かしていく。注目の顔ぶれは、香港映画界の帝王と呼ばれ、無数の作品を世に送り出してきた王晶(ウォン・ジン)監督、今最も注目される新鋭女優張柏芝(セシリア・チャン)氏、そしてフランス文学者という立場で香港映画の魅力に取りつかれ、著書「香港映画の街角」で香港映画への惜しみない愛情を語った野崎歓氏の三人。進化を続ける香港映画の現在と未来をアカデミックに、かつ本音で語り合う必聴のトークイベント。

香港ポップスフォーラム香港と日本のポップス
の特色や相互交流及び影響

 人口約680万の香港はアジアのミュージックシーンにおける主要拠点。巨大な中国音楽市場の窓口ともなっている香港の音楽市場は現在も成長を続けている。日本のミュージックシーンと香港のミュージックシーンの結びつきは深い。80年代後半から90年代には日本のポップスのカバー曲が香港でヒットし、現在でも邦楽の人気は高い。一方、香港のポップスは、日本でも多くの熱心なファンを獲得しており、来日コンサートを開催する香港のシンガーも多い。ここでは、抜群の歌唱力で日本でもファンの多い古巨基 (レオ・クー)氏、日本の人気ユニット・ケツメイシのプロデューサーYANAGIMAN氏、また、香港及び日本での活躍が期待される新人アーティスト、アイバン・トモヨシ・ワン氏をゲストに、これからの新しいアジアンポップスを思う存分語る。


映画監督   王晶 (ウォン・ジン)

名監督・王天林を父に持つ。テレビの脚本業を経て、1978年に映画「鬼馬狂潮」の脚本を担当し映画の世界へ。1981年「千王鬥千霸」で監督としての活動を開始し、数多くの娯楽映画を手がける。近年は映画プロダクション「BOB」を立ち上げ、香港映画界で好成績を上げ続けている。言わずと知れた香港映画界きってのヒットメーカー。

女優     張柏芝 (セシリア・チャン)

オーストラリアの高校を卒業し香港に帰国後、レモンティーのCMに出演。1999年『喜劇王』で銀幕デビュー。任賢齋(リッチー・レン)共演の「星願」で香港電影金像奨最優秀新人賞を受賞。同時に主題歌賞も手にし、一躍スターの仲間入りを果たす。近年は出演作の香港電影金像奨作品「ワンナイト・イン・モンコック」や、日中韓のオールスターで臨んだ「無極 PROMISE」がカンヌで脚光を浴びるなど、今一番乗りに乗っている若手美人女優。

映画評論家   野崎歓 (のざき・かん)

1959年生まれ。翻訳家、エッセイスト。現在、東京大学大学院総合文化研究科助教授。専門はフランス文学、映画論。主な著書は次の通り。「ジャン・ルノワール 越境する映画」青土社(第23回サントリー学芸賞受賞)「フランス小説の扉」白水社、「谷崎潤一郎と異国の言語」人文書院、「英語のたくらみ、フランス語のたわむれ」(共著)東京大学出版会、「香港映画の街角」青土社。

アーティスト   古巨基 (レオ・クー)

1972年8月18日生まれ。91年にTVBのタレント養成コースを卒業。司会業、テレビレポーターを経てTVBのドラマに出演。94年歌手デビュー、97年ベスト・アイドル最優秀賞受賞。その後着実にキャリアを積み、今年の4月にはエンターテイメントの殿堂・香港コロシアムで7回のコンサートを行い、香港芸能界にレオ・クー旋風を巻き起こす。また「2004年度香港台湾地区でもっとも人気のある男性シンガー」に選ばれ、ポスト張学友(ジャッキー・チュン)と称されるなど、歌手として黄金期を迎える。現在、歌手業や俳優業でマルチに活躍、次世代を担う香港スターとして注目されている。

音楽プロデューサー/作曲家  YANAGIMAN

小学生時代から音楽にはまり、合唱団からフォーク、ロック、JAZZを経て現在にいたる。現在はCHEMISTRY、SMAP、Crystal Kay、Sowelu、Hi-Timez等への楽曲提供やBoA、島谷ひとみ、V6、エイジアエンジニア、hitomi、mink、光永亮太、川口大輔等のアレンジ、ケツメイシ、エイジアエンジニアなどのサウンドプロデュース等を手がけている。

アーティスト   IVAN WANG (アイバン・トモヨシ・ワン)

1981年1月23日香港に生まれる。上智大学比較文化学部において国際ビジネスと経済を専攻し、2004年、大学での単位を早めに取得し終え、KPMG税理士法人で働く。2005年3月、税理士からアーティストに転職することを決意し、香港のTVBテレビ局の日韓音楽番組の司会者となる。この秋、ペ・ヨンジュン最新主演映画「四月の雪」テーマソングの広東語ヴァージョンで、香港の音楽シーンでブレークの予感。中島美嘉などと出演したTokyo Starsというドキュメンタリーは今秋公開予定。香港と日本での今後の活動に注目だ。